楽天・西川が復調の兆し マルチ安打で大勝に貢献「まずは勝てたことが嬉しい」
「ロッテ1-14楽天」(3日、ZOZOマリンスタジアム)
リードオフマンが復調の兆しを見せた。楽天・西川遥輝外野手(30)が、6月12日の巨人戦(楽天生命)以来のマルチ安打をマーク。打線の火付け役として躍動した。
「まずは勝てたことがうれしいですし、その中で活躍できたこともよかったなと思います」
まずは1点リードの二回、先頭で右中間を破る二塁打を放ち出塁。その後、島内の犠飛で追加点のホームを踏んだ。
さらに五回も先頭で右中間へ痛烈な打球を放つと、快足を飛ばして一気に三塁へ。一挙5得点のビッグイニングを呼び込む一打となった。
苦しい時期があった。交流戦では絶不調に陥り、一時40打席連続無安打も経験。交流戦明けもなかなか状態は上がらず、スタメン落ちする試合もあり「もちろん悔しい気持ちもあった」と振り返った。ただ「無駄じゃないようにしないといけない」とその時の悔しさを力に変えた。
「どういう状況でも結果を残せるようにやりたい」。シーズン序盤チームを引っ張ったリードオフマンは、今日の活躍を浮上のきっかけとしたい。



