新庄監督が明かす 難病の姉が試合観戦「何十万人にひとりの難病」「昨日は嬉しくて」

 試合前、モイネロ(左)と記念撮影する新庄ビッグボス(撮影・高部洋祐)
 前日の試合を胃腸炎で欠場した清宮(手前)とお腹を触りながら話す新庄ビッグボス(撮影・高部洋祐)
 打撃練習に臨む上原(撮影・高部洋祐)
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 「ソフトバンク-日本ハム」(25日、ペイペイドーム)

 日本ハム・新庄剛志監督が、前日の試合に闘病中の姉が観戦に来ていたことを明かした。

 この日の試合前に報道陣に対応。「きのう、姉ちゃん見に来てた。難病抱えてて。ちょっと動くと筋肉が固まり、手とかが縮んでいく。全然、歩けなかったんですよ。でも、俺がトライアウトを受けるとなって、その情報を聞いて、段々、歩けるようになって、車いすにもなってて。でも監督になって、球場にも来られるようになった」と明かした。

 試合には敗れて6連敗となったが、「昨日は嬉しくて。写真撮って、良かった」と笑顔。ビッグボスの姿が力を与えているようで、「何十万人にひとりがかかる難病で。昨日顔みたら、『治りかけてんじゃない?』って。奇跡というか。すごく嬉しい」とうなずいた。

 新庄監督は20年4月に出演したテレビ番組でも姉が難病になっていることを明かしていた。

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