上武大が仏教大を下し決勝進出 島村が本塁打含む2安打4打点で大活躍
「全日本大学野球選手権・準決勝、上武大5-0仏教大」(11日、神宮球場)
上武大が仏教大を下し、2013年第62回大会以来の決勝進出を決めた。島村大樹内野手(3年・大宮東)が本塁打を含む2安打4打点と大活躍し、勝利に貢献した。
六回1死走者なしで打席を迎えた島村が、右翼席へ先制ソロを放ち、均衡を破った。「思い切ってスイングしようと、それだけで打席に立った。入ってホッとしました」と納得の一打で試合の主導権を握った。
1点リードの八回には、2死満塁の好機で再び島村が勝負強さを発揮。中越えに走者一掃の3点適時三塁打を放ち、追加点を奪った。なおも2死三塁では、続く後藤陸(4年・東海大相模)の右中間を破る適時二塁打。一挙4点の猛攻で大きくリードを広げた。
投げては、プロ注目右腕・加藤泰靖投手(4年・志学館)が5回を投げて4安打無失点。伸びのある直球を中心に力強い投球で相手打線を封じた。
12日の決勝では、東日本国際大-亜大の勝者と対戦する。勝利の立役者となった島村は「自分たちが目標にしてきた決勝の舞台を全員で迎えられるので、1勝をもぎ取って日本一になりたい」と意気込んだ。





