ロッテ・ロメロ 佐藤都の息の合ったバッテリーで古巣に勝利 井口監督「あの2人はいいコンビ」 

 中日戦で力投するロメロ
 ファンに手を振る山口(左)とロメロ
2枚

 「ロッテ2-0中日」(9日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテのエンニー・ロメロ投手が来日最長の8回を投げ、5安打無失点に抑える力投で4勝目を挙げた。

 150キロ台の直球がさえた。四回1死一塁でA・マルティネスを152キロの直球で空振り三振を奪い、捕手の佐藤都も一塁走者の大島の二盗を刺して三振ゲッツー。六回にも1死一塁から鵜飼を151キロ直球で空振り三振に仕留め、一塁走者の溝脇の二盗を刺して、2度目の三振ゲッツーとなった。

 5月に入り状態を落としていたが、ここにきて自身2連勝。直球に力強さが戻ってきたロメロは「神様のおかげもありますし、今日は真っすぐと変化球をうまいことコンビネーション、ミックスできました。真っすぐが必要な時に真っすぐを投げられた。本当にいいピッチングができた」と自画自賛した。

 井口監督はロメロ登板の日に開幕からスタメンマスクをかぶる佐藤都の守りも評価。「あの2人はいいコンビでやってますし、その中で(佐藤)都志也がやっぱり盗塁を刺したのが大きい。素晴らしいリードをしてくれた。大きかった」と女房役の守りに合格点をつけた。

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