７日の阪神戦に先発するソフトバンク・石川柊太投手（３０）が、「一球入魂」で約１カ月半ぶりの白星を狙う。６日、ペイペイドームの先発投手練習で最終調整。４月２６日の西武戦で挙げた２勝目を最後に勝利から遠ざかっており、「足元を見つめて、一球一球、丁寧に投げていきたい」と力を込めた。

　首脳陣からはイニング数を期待されるが、右足首の不調もあり、思うような投球ができていない。「長いイニング投げられるというのは自分の中の過信であり、傲慢（ごうまん）だった。結局、一球一球の先に長いイニングがあると再確認した」と語った。

　阪神とは３月１５日のオープン戦で対戦し、６回１失点と好投している。「攻めどころをしっかり攻められるように」と表情を引き締めた。