DeNA・今永 自身1003日ぶり完封勝利!圧巻4安打13奪三振で今季初勝利

 「中日0-4DeNA」(17日、バンテリンドーム)

 DeNA・今永昇太投手が19年8月18日の広島戦以来、1003日ぶりの完封劇で今季初勝利を飾った。

 相手打線を寄せつけない、圧巻投球だった。今永は初回無死、岡林に中前打を浴びた。しかしそこから140キロ後半の直球がさえ渡った。七回まので22者に安打を許さず(出塁を許したのは、四回2死でビシエドに四球)。八回に高橋周、石岡に安打を浴びたが無失点に抑えた。結局、121球の熱投、4安打無失点13奪三振与四球1の快投だった。

 今永は19年に13勝。だが、左肩の故障などに苦しみ、20年と21年は5勝どまり。今季2度目の登板は完全復活を印象づける投球となった。

 打線は四回1死から宮崎、大和の連打で二、三塁のチャンスを作った。嶺井の遊ゴロで三走・宮崎がクロスプレーでアウト。しかし宮崎のアピールに、三浦監督が即座にリクエストを要求。判定は覆り、先制点となった。

 六回1死、牧が今季9号ソロを放つと、八回には適時二塁打を放った。3点リードとなり、大和がとどめの適時打で、4点差に広げ試合を決めた。

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