元巨人・田原誠次氏が１７日までにインスタグラムを更新。現役引退後からの近況をつづった。

　巨人の中継ぎ右腕として活躍し、通算２２２試合に登板した田原氏。２０年オフに戦力外通告を受けた後、トライアウトを受けたが移籍先は見つからず、現役を引退した。

　引退から半年は定職につかず家族サービスに充て、「それから約１ヶ月社会復帰の為にワクチン接種のバイトをした事もありました」という。その後、「去年の６月にハローワークに言って自分で納得できる場所を探してパロマ直方工場に面接に行きました」と、給湯器を作る仕事をしていたことを明かした。

　「ジャイアンツ時代も便利屋だったので頼られるのはとても気持ち良くこれから先もずっと働いていたいと思える良い会社でした」。ただ、１月に別のオファーがあったことから転職することになったという。今後、詳細についても明かす可能性を示している。

　田原氏は感謝の思いを述べ、「また違う道を進みますが新たな田原誠次を築いていけるように、そしてパロマで働いた１年が無駄じゃなかったとみんなに言えるように活躍が届くように日々頑張っていきます」とつづった。

　田原氏は今年１月、２０年、２１年シーズンで引退したプロ野球選手のセレモニーを兼ねた特別試合「ＰＥＲＳＯＬ　ＴＨＥ　ＬＡＳＴ　ＧＡＭＥ」に参加。その際、「指導者としてのオファーももらっている」などと明かしていた。