DeNA3連敗で今季最多の借金7 佐藤輝に2発浴び通算10本目の被弾

 2回、近本に2点二塁打を浴びた東と戸柱のバッテリー(撮影・佐々木彰尚)
 8回、投手交代を告げる三浦監督(撮影・西岡正)
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 「DeNA1-8阪神」(15日、横浜スタジアム)

 5位のDeNAが、最下位の阪神に2戦連続で大敗し、3連敗で今季最多の借金7。二桁被安打は今季10度目。連日観客は3万人をこえたが、日曜日は5戦5敗。土日は1勝11敗と、苦しい週末だ。

 先発の東が二回2死二、三塁で、近本に先制2点適時二塁打を浴びた。打球は鋭かったが、左翼手・宮本も目測を誤り打球は頭上を越えた。三回1死では佐藤輝に8号ソロ。1死一、三塁では糸原に適時内野安打を浴びた。

 東は2戦連続の3回で降板。6安打3四死球、4失点の投球に東は「短いイニングでマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」とコメント。開幕投手を務めながらも、6試合で0勝5敗。開幕投手の白星なし5敗以上は、球団では10年ランドルフ(6敗)、日本人では99年三浦(6敗)以来。

 守備のミスも出た。五回無死一、二塁で、糸原の打球を捕球しようとした二塁手・牧だったがつまずきエラーに。満塁で梅野に犠飛を浴びると、1死一、三塁でウィルカーソンのセフティースクイズを一塁手・ソトの本塁への送球がそれ三走・糸井が生還した(記録は野選)。

 六回無死では、田中健が佐藤輝にこの日2本目の本塁打を浴びた。佐藤はDeNA戦で今季4本目、通算10本と、2年目のスラッガーにDeNA投手陣が本塁打を大量に献上している。

 打線は初対戦となった、阪神の先発ウィルカーソンの前に5安打1得点。最大の好機は六回無死から楠本、ソトの連打で1点を返し、牧が内野安打で無死一、三塁。しかし宮崎、戸柱が倒れた。そして宮本の3球目に一走・牧が二盗を試みるも失敗。三浦監督がリクエストを要求するも、判定は覆らなかった。

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