楽天は連敗4で止める 石井監督はリリーフ陣を称える「開き直っていってくれた」

 最終回を締めて勝利投手の則本がいるベンチを指さす松井裕(撮影・開出牧)
 連敗を4で止めタッチを交わす松井裕(左)ら楽天ナイン(撮影・開出牧)
 今季2勝目を挙げ笑顔でVサインを決める則本(撮影・開出牧)
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 「西武1-3楽天」(15日、ベルーナドーム)

 楽天は接戦を制し、連敗を「4」で止めた。

 前日逆転負けの悪夢がよぎった。1点リードの八回、2番手の宋家豪投手がマウンドに上がったが、外崎、山川と連打を浴びいきなり無死二、三塁と逆転のピンチを招いた。

 しかしここでギアチェンジ。中村、栗山とベテラン二人を連続三振に仕留めると、最後は柘植を中飛に抑え、ゼロで乗り切った。

 前日の試合では、終盤に3点差をひっくり返される展開だったが、この日は粘った。試合後、石井一久監督は「あそこは開き直って宋くんも太田もバッテリーで行ってくれたので、最高の結果になったんじゃないかなと思います」と振り返った。

 九回は守護神・松井裕樹投手が危なげなく三人で抑えゲームセット。なかなかリズムに乗れないチーム状況の中で投手陣が粘り、勝利に導いた。

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