戸郷が見違えるような投球、吉川が好守連発 高代氏「巨人が落ち着いた試合をしてる」

 「巨人3-1広島」(19日、東京ドーム)

 巨人・戸郷翔征投手(22)が8回を7安打1失点で3勝目を挙げ、チームの首位返り咲きに貢献した。デイリースポーツウェブ評論家の高代延博氏は勝因に「戸郷の好投と守備」を挙げたうえで、「今の巨人は落ち着いて野球をしている」と語った。

  ◇  ◇

 巨人は戸郷の投球内容がよかった。いつもは打順が3巡目に入る六回あたりから投球に“緩み”が出てくるのだが、この試合はそれが見られなかった。

 これまでの二の舞だけはしたくないと、本人も思っていたのだろう。八回まで投げ抜いたのは評価できる。

 前半はほぼ直球とフォークで組み立てて、腕もしっかり振れていた。後半に入ってスライダーも混ぜるようになったが、とにかく直球が走っていたのが好投の要因だと思うね。

 八回、先頭の田中広に右線へ三塁打されたのは真ん中付近のスライダー。カウントで追い込んだあとだっただけにもったいない。

 このあたりに詰めの甘さを感じたが、全体的にはナイスピッチング。ここ2年の中で、一番よかったのではないか。

 ストッパーの大勢はプロのマウンドに慣れてきた様子だね。わずかな試合数の中で、自分なりにいろんなものを吸収してきているのだろう。

 球速はデビュー当初ほど出ていないが、逆にコントロールがよくなっている。疲れのせいか、おとなしく感じる部分もあるが、キャリアを重ねるうちに“細心の注意を払えば抑えられる”ということを感じ取ったのかもしれない。もう力任せの投げ方ではないね。

 この日の勝因は戸郷、大勢両投手の頑張りに負うところが大きいが、吉川の好守も見逃せない。

 (五回に大盛が右線へ安打を放ち、ポランコの鈍い動きを見透かして一気に三塁を狙ったが、中継に入った吉川がストライク送球でアウトにした)

 肩のよさだけではなく、機転の利いた俊敏なプレーも見せていたね。

 (七回一死一、三塁では素早い動きで併殺を完成させた。上本が打ち上げた一塁左への小飛球に対し、一塁走者の大盛がスタートを躊躇。その間に落下した打球を処理してタッチし、そのまま一塁ベースを踏んだ。中田が“おとり”になったような絶妙なコンビプレーだった)

 この試合ではヒットが出なかったが、吉川は守備面でも十分、チームに貢献している。さらに1番に定着していることも、巨人が落ち着いた試合ができている大きな要因だろうね。

 例年と比較して現状では失策数の多い巨人だが、そこは今後、整備されていくと思う。

 投手を中心にしたディフェンスがよければ安定した試合運びができるもの。ここが今年の巨人の強みと言えるのではないか。

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