DeNA・大和が「侮辱行為」で今季退場第1号 三浦監督飛び出すも覆らず

 4回、三振に倒れた後、退場を宣告された大和(左)
 4回、大和(右)が退場となり、球審と話す三浦監督(中央左)
 4回、大和(右)が退場となり、球審と話す三浦監督(中央左)
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 「中日0-4DeNA」(29日、バンテリンドーム)

 DeNA・大和内野手が「侮辱行為」で退場となった。自身プロ初退場で、今シーズンの退場第1号となった。

 2点リードの4回1死、3ボール2ストライクから小笠原の変化球がストライクとなり、大和は見逃し三振に倒れた。この際の何らかの行為に対して、敷田球審はすぐさま退場を通告。三浦監督もすぐさまベンチを飛び出したが覆らず、そのまま退場となった。場内アナウンスでは「大和選手、侮辱行為で退場といたします」との説明があった。

 次打者・山本の3球目が膝付近に当たるも、ボール判定になり、三浦監督がまたもやベンチを飛び出した。普段は温厚な三浦監督も納得いかない表情でベンチに戻った。

 試合後、三浦監督は、大和の行動が「バットで線を引いた」と受け取られたことが理由だったと明かした。その上で「誤解を招くことがあったみたいなので、本人も反省していますし」など、状況を振り返った。

 過去、打者が三振後にバットでグラウンドにラインを引いた場合、ストライクゾーンに対する不服、審判への侮辱と受け取られて退場処分を受けている例がある。

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