ヤクルト 監督不在でキャンプインも31日にリモートでミーティング 山田「だらけることはない」

 「ヤクルト春季キャンプ」(1日、浦添)

 ヤクルトの春季キャンプが1日、高津監督不在という異例の状態でキャンプインした。

 暖かい日差しが降り注いだこの日の浦添。450人のファンが駆けつけ、連覇に向けた“船出”を見守った。近親者に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた高津監督は、濃厚接触者に当たらなかったが、万全を期すためにまだ沖縄入りはしておらず、不在の中でのスタートとなった。

 それでも前夜の1月31日には、リモートで全体ミーティングを開き、指揮官自ら訓示。松元作戦コーチは「選手として競争すること、1年間全員で戦うチームを作ること。その中でケガ人を出さないこと、元気よく明るく過ごすこと」と“4カ条”が課されたことを明かした。

 これに対して、主将2年目の山田も「今年も頑張るぞと思いました」と呼応。「選手一人一人が自覚を持ってグラウンドに立っていると思うので、監督がいないからと言ってだらけることはないですし、楽しく元気に、かつ、真剣に取り組んでくれると思うので、そこは安心しています」と話した。

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