巨人・原監督 一&三塁ベースコーチ“再編” 元木ヘッドや阿部コーチも候補
巨人・原辰徳監督(63)が27日、今季の一塁&三塁ベースコーチを“再編”する方針を明かした。元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチや阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチらを三塁の候補に挙げた。
元木ヘッドは現役時代に“くせ者”の異名を持ち、抜群のセンスで相手の隙を突いた。19年などに三塁コーチで起用しており「野球をよく知っている」と評価。ヘッドコーチには采配を振る際にベンチで近くにいてほしい考えもあり、2軍監督時代に三塁コーチを経験させた阿部ディフェンスチーフコーチの名前も挙がる。
昨季の三塁コーチは後藤コーチで、一塁コーチの村田修コーチ(現打撃兼内野守備コーチ)が今季、三塁コーチに変更となる可能性もある。「三塁コーチャーに関しては流動的に最善の策の中でやっていこうと」と説明する。一塁コーチは新任の亀井外野守備兼走塁コーチが担う予定だ。走塁の司令塔を変え、機動力を上げてV奪回へ挑む。