DeNA オースティンが3年契約で残留発表 年俸は9000万増の2億円
DeNAは22日、タイラー・オースティン外野手(30)の来季残留を発表した。3年契約で年俸は今季の1億1千万円から、9000万増となる2億円(金額は推定)。
残留となったオースティンは、「来シーズンも横浜DeNAベイスターズと契約させていただくことが決まりました。ベイスターズファンの皆さん、来シーズンも横浜スタジアムで皆さんと会えることをとても楽しみにしています」とコメントした。
メジャー通算33発の実績を持ち、昨年からDeNAでプレーしたオースティン。1年目はケガなどもあり、65試合、打率・286、20本塁打、56打点。
2年目の今季は、コロナ禍で来日が遅れたが、107試合に出場。規定打席には4打席足りずだったが、打率・303、28本塁打、74打点。本塁打と打点はチームトップだった。また、東京五輪では米国代表として銀メダル獲得に貢献した。
DeNAは今季6年ぶりに最下位に沈んだ。だがオフは国内FA権を取得していた宮崎、山崎の流出を阻止。海外FA権を行使した大和とも2年契約を結んだ。順調にいけば、来季中に国内FA権を取得する三嶋と桑原とも複数年契約を結んだ。楽天から藤田、日本ハムから大田も獲得。ロメロも残留が発表されていた。
オースティンの残留は、三浦政権2年目を迎えるにあたり吉報だ。