中日・小笠原 立浪監督の内角にズバッ「マウンドから見て興奮」

 中日の小笠原慎之介投手(24)が14日、ナゴヤ球場でシーズン後は初となるブルペン入り。途中から打席に入った立浪和義監督(52)から初球に内角球をリクエストされると、見事に投げきり指揮官をうなずかせた。

 「初めて立浪さんをマウンドから見て興奮した。野球小僧に戻った感じ」。その後は変化球を交えて11球。指揮官との18.44メートルの空間に没頭した。「スイッチが入った、というか入れてもらった」。前クールで「打席で見てほしい」と訴えた監督への熱烈オファーが実り、声がはずんだ。

 立浪監督は、初球に内角球を要求した理由を「現役時代にブルペンで打席に立ったんですけど、ポーンと内角に投げられるピッチャーは大したものだなと思っていた」と説明。一発で決めた左腕を「集中して投げてくれていた」と評価した。

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