楽天・石井監督 マルモレホス争奪戦に自信「ウチが一番近い場所にいると思います」

 楽天の石井一久GM兼監督(48)が8日、シーズン終了から一夜明け、報道陣からの取材に応じ、新外国人選手について言及した。

 現在、マリナーズからFAになっているホセ・マルモレホス外野手(28)の獲得調査に動いていることが判明している状況。GMは交渉状況について「コンタクトはしていますし、あとはメディカルとかも正式な合意としてはいろんなものがクリアにならないと合意はできない」と正式合意には至っていないことを強調しながらも「現時点ではウチ(楽天)が一番近い場所にはいると思います」と他球団との争奪戦を制しつつある見通しを示した。

 メジャーでは目立った実績を残せていないマルモレホスだが、今季は3Aで83試合に出場し、打率・338、26本塁打、75打点。OPS(出塁率+長打率)1・111でトップの成績を残した。GMは新助っ人に求めるものについて「ある程度の長打力。ツーベースだったりホームランだったりで、足りない1つ、2つのベースを補ってくれる役割は持ってもらいたいと思ってます」と語り、補強ポイントとも合致する。

 今季はカスティーヨとディクソンが加入したが、2人とも思うような成績を残せないまま、球団を去った。打線の核となる助っ人打者の重要性を痛感した2021年シーズン。悲願のリーグ制覇へ、来季への準備は加速している。

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