巨人、CSまで試合形式の練習なし!原監督「もう140何ゲームもやってきたから」
巨人・原辰徳監督(63)が28日、CSまでの期間で紅白戦など試合形式の練習を行わない考えを示した。この日はジャイアンツ球場で全体練習をチェックし、新たなサインプレーの確認や岡本和にマンツーマンで打撃指導をした。
阪神と戦う11月6日のCSファーストSの初戦まで、1週間以上の期間があるものの「もうだって、140何ゲームもやってきたから」と試合勘を養う必要はないとの考え。1カ所打撃など生きた球を打つメニューを用意しているが、試合形式の練習はしない。
高橋、山口、メルセデスと、控えの野手はみやざきフェニックス・リーグで調整する。菅野と丸、岡本和ら野手のレギュラー組は東京に残って準備を整える、その中で戸郷が背中の張りを訴え、大事には至らなかったようだがこの日は別メニューで体を動かした。
甲子園でのCSは、今年と同じくファーストSで戦った2010年以来。その際は2戦2勝でファイナルSに駒を進め、そこで中日に敗れた。「そう、応援してよ」と指揮官。「先手必勝ももちろんだけど、短期決戦だからね。先手があるのか、後手があるのかというところだよな」と戦略を巡らせた。球団史上初のCSを勝ち抜いての日本一へ、じっくりと牙を研いでいく。