ロッテ・井口監督 V逸に「我々全員で反省」も選手ねぎらう「みんな頑張ってくれた」

 優勝を逃し、スタンドへのあいさつを終えて引き揚げるロッテナイン(撮影・西岡正)
 優勝を逃し、ライトスタンドへあいさつに向かう井口監督(右)=撮影・西岡正
 8回、楽天に勝ち越しを許し、厳しい表情でグラウンドを見つめる井口監督(右)=撮影・西岡正
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 「楽天2-1ロッテ」(27日、楽天生命パーク宮城)

 ロッテは優勝マジック「3」とした残り3試合、141試合目で力尽き、優勝は夢と消えた。井口監督は反省材料を糧に来季こそのV奪還を誓った。

 初回にレアードが先制適時二塁打を放ったが、二回以降は則本昂、早川ら楽天投手陣の継投リレーの前に得点を奪えなかった。

 同点の七回から盤石のリレーで負けを阻止しようと、この甲斐国吉が登板し無失点。八回は予定通り佐々木千に託したが、代打小深田に勝ち越し適時打を浴び、逆転負け。今季初黒星を喫した右腕は試合後、悔し涙を流した。

 試合後、井口監督は「結果論ですけど、140試合を越えて、勝てる試合をしっかり取れなかったことが我々全員で反省しないと」と戒めたが、「この1カ月間、すごいプレッシャーのなか、みんな頑張ってくれた」と選手たちにねぎらいの言葉をかけた。

 オリックスとのし烈なマッチレースは敗れたが、ライバルとの違いについて「3、4番がしっかりしていて、投手陣も山本を筆頭に先発陣で貯金をかなりできている。うちは小島だけ。先発陣の整備をしていかないと」。期待していた開幕投手の二木に、実績十分の美馬が負け越し。先発陣の整備の必要性を訴えた。

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