阿南光が明徳義塾に完敗 定年の中山監督「かないませんでした」

試合に敗れ相手校歌を聴く阿南光・中山監督(左)と、涙を流してうなだれる森山(左から5人目)
戦況を見つめる阿南光・中山監督(中央)。右は森山
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 「秋季高校野球四国大会・準々決勝、明徳義塾8-1阿南光」(24日、坊っちゃんスタジアム)

 今年度で定年退職を迎える阿南光の中山寿人監督(59)が、自身最後の試合を終えた。

 23日の初戦から連投となったエース・森山暁生投手(2年)をマウンドに送り出したが、7失策と守備が乱れ大量失点。ベンチで大きな声を張り続けたが、反撃はかなわなかった。森山は「春につなげられたら、もう少し中山先生と野球ができたのに」と何度も涙をぬぐった。

 試合後、球場出口で居合わせた明徳義塾の馬淵史郎監督(65)から肩をたたかれて、労をねぎらわれた中山監督。高校野球人生に区切りをつけ「いけるかと思いましたが、かないませんでした」と、笑顔を見せていた。

 中山監督は1992年センバツで新野を初出場に導き、徳島商時代の99年には夏8強入り。今夏も含めて通算7度の甲子園出場を果たした。

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