オリックス中嶋監督 自力V消滅「皆さんが言うこと」宮城を「重圧はかかる」とかばう
「オリックス1-6ロッテ」(14日、京セラドーム大阪)
オリックスは先発の宮城が5回5失点でKO。打線も佐々木朗の前に三塁すら踏めず。九回にT-岡田の一発で完封を免れるのがやっと。3連敗で自力優勝の可能性が消滅した。
中嶋聡監督はプレッシャーの掛かるマウンドとなった宮城について「しょうがないですよね。どの投手にも重圧はかかるわけですから」とかばった。
打線も重圧が掛かっているようにあと1本が出なかった。
「まったく同じで、(プレッシャーが)ないヤツいないでしょ。本当に。ないやついないんで。自分たちでどうやって今まで来たのか。それがまったく変わってるとは思わない。できていないというのがあると思うのでなんとか、なんとかというよりも早くそれをやっていかないといけない。
(続けて)ああだこうだ言ったってあと数試合なんで。1打席でも1球でも早く、自分らの野球を思い出さないといけない。
(続けて)打者に関してはそう思いますし、投手に関しては自分のボールを難しく考え過ぎているのかなと思う。球種やとか、コースやとか、あまりにも深く考え過ぎているのかなと思うのでシンプルにいかせます。シンプルに自分のボールを。何を投げるかよりもどこに投げるかの方が大事になってくる。そこをしっかり投手には考えてほしい。
(続けて)打者には1球1球、甘いと思ったときにはいいですし、しっかり見極めもしないといけない。そういうのを一つ一つやっていたら流れが来る」
自力優勝の可能性が消滅した。
「それは皆さんが言うことなんでいつでも言ってください」
15日からは札幌に移動して日本ハム3連戦が待つ。
残りは7試合となった。