ソフトバンク痛い引き分け 工藤監督「負けているわけではない 一歩進んでいける」

ソフトバンク・工藤公康監督
6回から4番手で登板したソフトバンク・嘉弥真=ペイペイドーム
8回ソフトバンク無死、リチャードが左越えに同点ソロを放つ=ペイペイドーム
3枚

 「ソフトバンク7-7楽天」(5日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクは2点ビハインドから本塁打2発で引き分けに持ち込んだ。

 5-7で迎えた七回、栗原が左翼席へ自己最多となる18号ソロ。1点差の八回にはリチャードが左翼席上段へ特大の同点6号ソロを放った。

 最終回は同点の場面でも守護神の森を投入。試合前に工藤監督は「6連戦の初戦だけど、リリーフ陣を注ぎ込むところもある」と話していたように、8投手がマウンドに上がった。

 工藤監督は「よく引き分けたというか、勝ちきれなかったところはあるけれどもバッターが意地を見せてくれた」と選手たちの頑張りを称えた。そして「負けているわけではない。また明日、一歩進んでいけると思う」と前を向いた。

 しかし、4位のソフトバンクにとって、3位の楽天とのゲーム差「3」を縮められなかったのは痛恨だ。直接対決はまだ5試合残っているとはいえ、痛い引き分けとなった。

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