中日 43歳現役最年長投手・山井大介の今季限りの引退発表「すべての人に感謝」

 プロ野球の中日が30日、現役最年長投手の山井大介投手(43)が今季限りで引退することを発表した。

 山井は「ドラゴンズ球団、歴代の監督、コーチ、スタッフ、自分に携わってくれたすべての人に感謝しています。ファンの皆さんのたくさんの声援のおかげでマウンド上では自分の持っている以上の力が出せたと思います。20年間、本当にありがとうございました」とコメントした。

 会見等については、調整のうえ後日発表するとしている。

 山井は神戸弘陵高、奈良産業大を経て、河合楽器から01年ドラフト6巡目で指名され中日へ入団。今季まで20年間、中日ひと筋で投げ続けた。07年日本シリーズの第5戦で八回終了まで走者を一人も出さない完全試合ペースの投球を続けながら、九回は岩瀬と交代し「継投による完全試合」を達成したことが話題になった。

 9月30日時点での通算成績は、335試合62勝、70敗、20セーブ、32ホールド。

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