甲子園準Vの智弁学園 5回コールド発進!新エース・大坪が完全投球

 「秋季高校野球奈良大会・2回戦、智弁学園10-0一条」(19日、橿原市営球場)

 第103回全国高校野球選手権大会で準優勝を果たした奈良の智弁学園が、新チームの初戦に臨み、13安打10得点の猛攻で五回コールド発進した。

 新エース・大坪廉投手(2年)の右腕がうなった。初回から連続三振を奪う完璧な立ち上がりを見せると、三回には3者連続三振を披露。その後も140キロ前後の伸びのある直球を軸に、スライダーやチェンジアップなどの変化球をきっちりとコースに投げ分け、パーフェクト投球で勝利に貢献した。「(完全だと)気付いてはいましたが、そこまで意識することなく打たれても大丈夫という感じだった。今日は真っすぐも変化球もコースに決まっていたのでよかった」と涼しい表情で振り返った。

 甲子園準Vを達成した旧チームは、前川や西村、小畠など全国経験豊富な3年生が主体だったため、新チームはほぼ0からスタートしたという。この日は1番~4番に1年生が並ぶなど力のある選手が出てきている印象だが、小坂将商監督は「今日は出来過ぎです。3、4番以外は打線も日替わりですし、まだまだ0の状態。これから1試合ずつ試行錯誤しながら一緒に成長していけたら」と気を引き締めていた。

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