「ソフトバンク５－２楽天」（２日、ペイペイドーム）

　またも勝てない。楽天・則本昂は５回５安打５失点。今季３戦２敗で防御率８・２２と苦しんでいたペイペイドームで今回も辛酸をなめた。２０１６年７月８日を最後に勝てていない同球場で、５年ぶりの白星とはならなかった。

　一発に沈んだ。初回、牧原大に初球先頭打者本塁打を被弾。五回には柳田に初球の落ちきらなかったフォークを拾われて右翼席への３ランを浴び「違う入り方があったのかなと思う。ホームランが余計だった」と厳しい表情で語った。

　守備では遊撃・小深田が初回１死一、二塁でデスパイネが放ったゴロを二塁へ悪送球。これで二塁走者が生還し、２点目を失っていた。石井監督は「人がやることなのでミスは起きる」と責めなかったが、守備にも足を引っ張られた５敗目となった。