楽天・則本昂 5回5安打5失点で降板「ホームランが余計」牧原大、柳田に被弾
「ソフトバンク-楽天」(2日、ペイペイドーム)
楽天の先発・則本昂大投手が5回5安打5失点で降板した。今季3戦2敗で防御率8・22だった、分の悪いペイペイドームでまたしても辛酸をなめた。2被弾に沈み「状態は悪くなかったです。ホームランが余計でした」と厳しい表情でコメントした。
初回の先頭・牧原大に先頭打者弾を食らい、さらに2四球で招いた1死一、二塁でデスパイネを遊撃へのゴロに打ち取ったが、遊撃手・小深田が二塁へ悪送球。ボールが外野に抜けた間に二塁走者が生還し、本来なら併殺打で攻守交代のところが、1死一、三塁のピンチとなった。
その後、初回のピンチはしのいで、二、三、四回は無失点に抑えたが、五回に1死から牧原大と中村晃に連打され、柳田に低めのフォークを拾われて、右翼席へ3ランを浴びた。
右腕は2016年7月8日以来のペイペイドームでの白星を目指したが、一発と味方のミスに足を引っ張られた。