三重の2年生・上山が感激「夢の舞台で完封できた」バックの先輩に感謝
「全国高校野球選手権・2回戦、三重2-0樟南」(20日、甲子園球場)
三重がロースコアの展開をものにし、準優勝を果たした2014年以来の夏の甲子園で初戦を突破した。
立役者はやはり2年生エースの上山颯太投手(2年)だ。7安打を浴びたものの、要所を締め115球で試合巧者の樟南を完封。バットでも4回に貴重な1点を挙げた。
「夢の舞台で完封できた。完封は公式戦では2度目。立ち上がりは緊張したが、途中から集中力が増し、ストレートがコーナーに決まった。ヒットも打て、シンに当たったので気持ちよかった。先輩の守りにも助けられました」と晴れやかな表情を浮かべた。
三重大会では強打で勝ち上がったが、競り勝ったことも大きな収穫。沖田展男監督は「上山には3点ぐらい、見ていたが、調子が良くて行けるところまで行ってもらった。期間が延びたが、普段通りのプレーができたのが何より」と満足顔だった。



