神戸国際大付・楠本 投打で決勝導いた 6回1/3を0封!四回逆転打

 「高校野球兵庫大会・準決勝、神戸国際大付6-2報徳学園」(27日、ほっともっとフィールド神戸)

 神戸国際大付の最速144キロ左腕・楠本晴紀投手(2年)が、三回途中から登板して6回1/3を無失点。打っては四回に逆転の2点右前適時打を放ち、決勝進出を導いた。

 先制を許した三回2死満塁。相手の勢いが強まる中、2年生左腕がマウンドに上がった。押し出しで2点目を与えたが、冷静さは欠かず。後続を打ち取ってピンチを脱すると、その後は帽子を飛ばす堂々たる投げっぷりで無失点に抑えた。

 春の悔しさが楠本を強くした。センバツ2回戦の仙台育英戦では2番手で登板し、3回1/3を4失点でチームも大敗。「自分がテンポを悪くした」と聖地に課題を残した。悔しさを晴らすため、「一球への執着心を持って」とプルペンで投げ込み、制球面を強化。内外に意図した投球ができるようになり、この日もテンポ良く報徳打線を斬った。

 「もう一回(甲子園で)投げたい」と心の声をにじませた楠本。聖地まであと1勝。必ず切符をつかみ取る。

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