山田はホームランダービー準決勝で敗退「いい思い出に」練習前には誕生日サプライズ

ホームランダービーに出場した山田(撮影・高石航平)
ホームランダービーで決勝進出の山川(右)を祝福する山田哲人(左)と佐藤輝(撮影・西岡正)
誕生日ケーキを手に特製ハットをかぶって、祝福される山田
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 「マイナビオールスターゲーム2021・第1戦、全パ-全セ」(16日、メットライフドーム)

 ヤクルトの山田哲人内野手が、ホームランダービーに登場。準決勝で敗れた。

 まず1回戦ではオリックスの杉本と対戦。先行の杉本が2本のアーチを放ち、山田が打席へ。開始20秒で、打球角度22度の低い弾道で一発目を放つと、50秒残しで3アーチ。余力たっぷりで、初戦を制した。

 準決勝は、初戦で9アーチを描いた西武・山川と対戦。いきなり3球続けてアーチを描くなど、初戦よりもアーチを量産。5本のホームランを放ったが、山川の6アーチの前に敗れた。

 山田は「すごく緊張しましたが、楽しくスイングすることができました。いい思い出になりましたけど、疲れました(笑)」とコメントした。

 この日、29歳の誕生日を迎えた山田。練習前にはサプライズで祝福され、前列中央にいた巨人・原監督の前に呼ばれるとケーキが贈られた。

 ホームランダービールールは、2分間球数無制限で、ホームラン数を競う。8選手がトーナメント方式で対戦。第1戦前に1回戦2試合、準決勝1試合が行われる。第2戦前に残る1回戦、準決勝が行われ、最後に決勝が行われる。同点の場合は、1分間の延長戦を行う。

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