ソフトバンク・レイが人生初完封 あと4人で逃したノーノーは「六回に気づいた」
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「ソフトバンク8-0楽天」(12日、ペイペイドーム)
ソフトバンクのコリン・レイ投手は八回2死から初安打を許してノーヒットノーランの偉業を逃したものの、最後まで投げきり来日初完封で3勝目を挙げた。チームの今季完封投手1号にもなった。
六回のマウンドに上がる前に「気づいた」という無安打無得点はアウトあと4つのところで途切れた。その時点で投球数は122。それでも続投を志願して、九回もマウンドに上がった。
「人生初の完封もかかっていたしね。達成できて良かった」
メジャー通算8勝を挙げているが、完投もゼロ。マイナーリーグでも完投が1度だけで完封の経験はなかった。
135球の力投で27個目のアウトを取ると、女房役の甲斐と抱き合って喜び合った。「彼の存在なしで今日のようなピッチングは到底できない。この1試合のためにたくさんの時間を費やして研究している。その感謝の気持ちも表しました」とその理由を笑顔で話した。