巨人・坂本 汚名返上弾!11号ソロ含む猛打賞1打点 前夜失策憂さ晴らし
「阪神1-8巨人」(10日、甲子園球場)
汚名返上の一発だ。前夜の試合で失点につながる失策を犯した巨人・坂本が、11号ソロ含む3安打1打点。一夜明けて悔しさを晴らした。
5点リードの四回2死走者なし。伊藤将から左翼席に特大アーチをたたき込んだ。「2アウトでカウントがよかったので、思い切ってスイングしていきました。いい打撃ができた」。初回は無死一塁から左翼線二塁打でチャンスを広げ、ウィーラーの先制打をお膳立て。七回にも左前打を放ち今季5度目の猛打賞と大暴れだ。
前夜はウィーラー、坂本の連続失策から先制点を奪われ、黒星を喫した。早速“借り”を返した主将の活躍に原監督は「昨日は寝ずに行(ぎょう)をしていたんじゃない?」とニヤリ。もう一人のウィーラーも初回1死満塁からチーム55イニングぶりとなる右前適時打を放ち、三回には2試合連発となる10号ソロを放った。
快勝で虎とは再び2・5ゲーム差。指揮官は「明日はいいゲームをしたいなと思いますね」と、前半戦最後の伝統の一戦に闘志を燃やした。