オリックス 7月初黒星 守護神・平野佳が打ち込まれた
「オリックス2-7楽天」(6日、京セラドーム大阪)
オリックスファンの悲鳴の中、ディクソンの打球は左翼スタンドに消えていった。
同点の九回に守護神・平野佳が打ち込まれ途中降板する誤算。打線も初回に一度は逆転するも則本昂の気迫の投球に沈黙。二回以降、わずか1安打に封じ込まれた。中嶋聡監督は「ああいう投手をどうにか崩していかないといけないと思いながらズルズルいってしまい、ああいう形になってしまった」と振り返った。
6連勝はならず、7月は初黒星。それでも周囲は25年ぶりの優勝に向けて盛り上がりを見せている。この日は『キャンプ地みやざきシリーズ』として開催。宮崎市の表敬訪問を受けた。席上、湊球団社長は「戸敷(宮崎)市長から連絡をいただいて“ぜひ、キャンプの時にはパレードを準備します”と言っていただいた」と明かした。早くも優勝パレードが話題に上った。
今季初先発の本田が5回2失点と踏ん張り、守護神までの富山、張奕、ヒギンスは無失点。戦い方は変わらない。期待に応えるべく中嶋野球を続ける。