オリックス 福田&山崎福の明大“福福コンビ”で7年ぶり貯金「10」
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「西武0-8オリックス」(3日、メットライフドーム)
オリックスの小兵・福田の“まさか”の一発がチームに勇気を与えた。二回に相手失策で先制した直後の1死二、三塁。2ボールからの今井の高めに浮いたまっすぐを振り抜き右翼スタンドまで運ぶ3ラン。
「無我夢中でした。入るかどうか分からなかった。投手もストライクほしいと思ったので迷わず振り切ろうと覚悟を決めてスイングできたのが良かった」
2019年9月11日以来、661日ぶり通算4本目の一発。中嶋監督も「まさかの。越せとは思ったけどフェンスを越えるとは思わなかった」と驚いた。
この4点で波に乗ったのが先発の山崎福。7回4安打無失点の好投で4勝目をゲット。実はこの2人、明大の同級生。
「珍しいですね。ヒットは打ってくれるかなとは思ったんですけどまさかホームランとはビックリしました。気持ち的に楽になりました」
明大コンビの投打の活躍で4連勝。7年ぶりの貯金10で2位・楽天に今季最大となる3ゲーム差を付けた。