楽天・石井監督 出でよ!ニューカマー 五輪期間中の非公式試合で新戦力台頭に期待
異例の中断期間を有効に活用する。楽天の石井一久監督(47)は24日、東京五輪開催期間中に行われる非公式試合「エキシビションマッチ」で後半戦に向けてのニューカマー出現を促す方針を示した。
「大事な期間として、後半に出てくる選手も探していきたい」。期間中はファームの公式戦も並行して行われるが、同マッチを全て仙台で行う楽天は1、2軍の入れ替えもスムーズ。「うまくスケジューリングしていきたい」とメリットを最大限に生かす構えだ。
特に夏場以降、新たな力が必要となりそうなのが先発投手陣。田中将、岸、則本昂は30歳を超えており、ドラフト1位・早川(早大)、滝中も1年間ローテーションに入るのは初めてで疲労蓄積が懸念される。
その中で26日・ソフトバンク戦(楽天生命)ではドラフト2位・高田孝(法大)がプロ初登板初先発する見込み。若い力も台頭しつつある中、中断期間はベテランのコンディション維持、若手のアピールの場に充てて、チームに好循環を生みたいところだ。