四国ILp・香川が前期優勝 近藤壱が10勝!前ヤクルト・近藤一樹の指導で躍進

 「四国ILp、香川4-0徳島」(19日、レクザムスタジアム)

 四国ILp香川が前期優勝を決めた。7イニング制で行われ、エース・近藤壱来投手(22)が7回を無失点に抑えて今季10勝目。チームの勝ち星の半分を1人で稼ぐ活躍で、昨季4チーム中3位のチームを優勝に導いた。

 最後の打者を三振に斬って取り両手を突き上げた近藤壱。駆け寄ってきたチームメートにもみくちゃにされた。今季登板11試合中、先発は10試合。そのすべてで勝ち星を手にしている。中学時代の四国大会以来だという優勝に「最高です」と、笑顔を見せた。

 今季、前ヤクルトの近藤一樹(37)が選手兼任投手コーチに就任。NPB経験者からの目線で、選手の体作りや意識改革に取り組んできた。就任当初から「のびしろしかない」と、選手たちのポテンシャルを評価。「集中し、意識高くやってくれたことが実になった」と、短期間での成長に目を細めた。近藤壱は「近藤コーチの存在は大きい。言ってもらえる言葉がすべて刺激的で、意識が変わった」と、“恩人”への感謝を口にする。

 昨季4勝から大きな躍進を遂げ、エースへと成長した近藤壱。「結果が出たと言ってもらえるけど、全然納得していない。上のレベルにいくためにもっと成長したい」と向上心は尽きない。7月からの後期シーズン、そして自身の夢をかなえるため、挑戦を続ける。

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