セ新人王は佐藤輝か栗林かそれとも 1998年の激戦思い起こさせるハイレベル争いに注目

 18日にリーグ内の対戦が再開するプロ野球セ・リーグでハイレベルな新人王争いが展開されている。

 野手では阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が17日現在、打率・274、いずれもリーグ4位の16本塁打、44打点をマーク。圧倒的な飛距離でファンを魅了している。DeNAドラフト2位・牧秀悟内野手(23)=中大=もリーグ6位の打率・294で11本塁打、35打点と負けてはいない。阪神ドラフト6位・中野拓夢内野手(24)=三菱自動車岡崎=はリーグトップの13盗塁。規定打席不足ながら打率・291としぶとい打撃でも存在感を示している。

 投手では広島ドラフト1位・栗林良吏投手(24)が22試合連続無失点で新人記録を塗り替え、リーグ2位の12セーブ、防御率0・37と抜群の成績。ルーキーで唯一、東京五輪代表に選出された。開幕ローテ入りした阪神ドラフト2位・伊藤将司投手(25)=JR東日本=も8試合に先発し4勝3敗、防御率2・52と安定感あふれる投球を続けている。

 球史に残る争いとなりそうな勢いだが、複数の投手と野手が高次元で新人王を争う構図は今から23年前、1998年シーズンのセ・リーグを思い起こさせる。

 投手では中日・川上憲伸投手がリーグ4位の14勝(6敗)を挙げ、防御率は同2位の2・57。広島・小林幹英投手は54試合に登板し9勝6敗、リーグ4位の18Sを挙げた。

 野手では巨人・高橋由伸外野手がリーグ8位の打率・300で、19本塁打、75打点。阪神・坪井智哉外野手はセ、パを通じて新人最高打率となるリーグ3位の・327を記録した。

 新人王の投票結果は、川上が111票、高橋が65票、坪井が12票、小林が5票。受賞決定後に川上は「誰が取ってもおかしくない成績だと思っていました」と素直な感想を口にし、巨人・長嶋監督は「特例として今年だけは投手と野手にあげたらよかったのに…」と高橋の落選を悔しがった。新人王を逃した3人には、リーグから活躍をたたえる新人選手特別賞が贈られた。

 現行の規定でも、得票数が同数とならない限り、新人王は1人だけ。佐藤輝か、牧か、中野か。それとも栗林か、伊藤将か。残り80試合あまり。史上最高レベルの争いから目が離せない。

 【2021年】

◆阪神・佐藤輝明

60試合出場。打率・274、14本塁打、16打点。5盗塁

◆DeNA・牧秀悟

64試合出場。打率・294、11本塁打、35打点。0盗塁

◆阪神・中野拓夢

53試合出場。打率・291、1本塁打、15打点。13盗塁

◆広島・栗林良吏

24試合登板。投球回24回1/3、0勝1敗12セーブ、防御率0・37

◆阪神・伊藤将司

8試合登板。投球回53回2/3、4勝3敗、防御率2・52。

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