「楽天１－４日本ハム」（２０日、楽天生命パーク宮城）

　楽天は同点の八回に４番手・福山が勝ち越しを許し、連勝は３でストップ。石井監督は「得点が取り切れず、防戦一方になった。福山も開幕からずっと頑張ってくれていたので、今日初めて失点したけど、切り替えてまた明日からスタートすればいいと思います」と前を向いた。

　スタメンマスクには今季初めて田中貴を起用。指揮官は「試合に出ていないときもベンチで声を出して集中してくれているので、この辺で一回マスクをかぶって、出場してほしいという意味合いがあってスタメンに起用しました」と抜てきの理由を説明した。

　その期待に応え、田中貴は三回１死一塁からは一時同点の適時二塁打を放った。しかし、同点の七回１死一、三塁ではセーフティースクイズを打ち上げて、流れを手放した。石井監督は「彼自身、反省や良かった部分もあるだろうし。いろいろなことを学んで次回に生かしてほしいです」と話した。