巨人 投手陣崩壊…1イニング9失点 井納が満塁被弾
「巨人2-10広島」(19日、東京ドーム)
巨人は投手陣が崩壊した。2戦連続でリリーフがアクシデントに見舞われる不運も重なって大敗。原監督は「六回が全てでしょうね」と9失点したイニングを嘆いた。
1-5の六回1死一、二塁で投入された3番手の田中豊に異変が起きた。長野に四球を許したところで右腕は治療のためベンチ裏に下がった。右腕は左脚の異常でそのまま降板。4番手の井納はクロンに満塁本塁打を浴びるなど、火に油を注いだ。
18日には野上が右肩の異常で緊急降板し、この日、出場選手登録を抹消された。田中豊の抹消も決まるなど、2試合連続のアクシデント。坂本、菅野の大黒柱も故障で離脱しており、苦しい状況は続く。
指揮官は「みんなでやりくりしている。今、始まったことじゃない。これは良くなる兆候ということでね、捉えながら前に進むしかない」と気丈に語り、一丸で苦境を抜け出す。