DeNA今季3度目の5連敗 三浦監督「佐野を生かすために3番に…」新打線も不発

 4回途中4失点で降板する大貫(撮影・三好信也)
 5連敗に表情も暗いDeNA・三浦大輔監督(中央)=撮影・三好信也
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 「DeNA1-5中日」(18日、横浜スタジアム)

 DeNAは打線組み替えも実らず、引き分けを挟んで今季3度目の5連敗。借金も今季ワーストタイの16となり、三浦大輔監督(47)の表情にも「形は今日も作れたが、あと1本が出ないというのが続いている…」と苦悩の色が浮かんだ。

 この日は昨季から“不動の4番”だった佐野を、19年9月以来となる3番で起用。三浦監督は「佐野の良さをもっと生かすために3番にした」とし、出塁率の高い佐野の打順を上げることで得点機を増やす狙いも含めた打線のてこ入れだった。

 だが、初回2死から右中間二塁打を放つなど好機を作った佐野だが、代わって4番に入ったオースティンが4打数無安打3三振と大ブレーキ。反撃の機運が高まることなく、中日に完敗を喫した。

 4番を代えることに三浦監督は「考えたし、本人とも話をした」と苦渋の決断だったことを明かした。それでも、得点は八回に途中出場の伊藤光が左翼席へ運んだ今季1号ソロの1点のみ。浮上への光が見えない、苦しい状態が続く。

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