巨人・原監督 執念采配実らず…八回不振・丸に代打中島も逆転負け ゲーム差4・5に

 「巨人1-2阪神」(14日、東京ドーム)

 巨人は痛恨の逆転負けを喫した。首位阪神との重要な3連戦の第1ラウンド。打線が振るわず1分けを挟んでの連勝は、2でストップしてしまった。

 原監督が、勝負手を繰り出した。1-2の八回1死一塁。どうしても得点がほしい場面。左腕・岩崎に対して3番・丸に代打・中島を送った。丸はこの日も四球で一度、出塁はしたが2三振と不振が続いていた。「最善の策というところですね」と指揮官。中島は右飛に倒れ、この回、無得点に終わり執念の采配も実らなかった。

 打線は序盤から虎投手陣を打ちあぐねた。相手先発・青柳に対しても走者を出しながらもなかなか、あと一本が出ず。三回に岡本和の犠飛で1点を奪うのが精いっぱいだった。結果的には、攻撃陣が機能しなかったことが最後まで響いた。「2対1(のスコア)というのは、そういう部分だね」。指揮官は淡々とした口調で振り返った。

 阪神とのゲーム差は今季最大の4・5に広がってしまった。15日には伝統の一戦2000試合目を迎える。メモリアルな宿敵との対決で流れを変えたいところ。「明日、いきます」。これ以上、首位チームに離されるわけにはいかない。一丸で戦って必ず意地を見せつける。

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