楽天・松井 150セーブ失敗…四球でピンチ1点差守れず

 「ソフトバンク5-5楽天」(5日、ペイペイドーム)

 土壇場で辛酸をなめた。楽天は最大4点あったリードを守り切れずにドロー。首位攻防の3連戦は1勝1敗1分けに終わり、首位は堅持したものの、石井監督は「常識的に言えば5点を取ったら、勝たないといけないゲーム」と勝ちきれなかった悔しさをにじませた。

 5-4で迎えた九回、マウンドには守護神・松井。史上最年少となる25歳6カ月での通算150セーブが懸かっていた左腕だったが、2四球で招いた2死一、二塁のピンチで上林に同点の左前適時打を許した。指揮官も「体のブレがすごかった。相手じゃないところと九回は戦ってしまった」と手厳しかった。

 だが、一人だけの責任ではない。石井監督は6回4失点だった先発・則本昂について「彼はなるべく点差を離してリリーフに渡すのが仕事。そういう意味ではできてなかった」と言及。「ここ最近は先発が六回を超えることができないので、こうやってリリーフにしわ寄せがきてしまう」と投手陣全体の奮起を求めた。

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