最速152キロ右腕 高知・森木が7回1/3を1失点 「最後の詰めが」と反省も

 「高校野球四国大会・準決勝、高知8-1聖カタリナ学園」(25日、レクザムボールパーク)

 高知の最速152キロ右腕・森木大智投手(3年)が先発し、7回1/35安打8三振1失点の好投。センバツに出場した聖カタリナ学園を8回コールドで破って決勝に進出した。

 今年に入って公式戦では初の先発マウンド。前日24日の試合でも3番手で5回52球を投げており、連投となったが、「新鮮だった。自分で試合やリズムを作っていける楽しさはあった」と笑顔で振り返った。序盤から大量点の援護を受けた森木は、危なげない投球を披露。相手の直球狙いを感じ取ると、変化球主体にシフトチェンジ。カーブやスライダーなどを多投して抑え込んだ。

 打っても2安打2打点、三回には盗塁も決め、NPB9球団が見守る中、攻守で躍動した。しかし終盤八回に「考えないようにしていたが、疲れはあったと思う」と、1死から死球を与えたところで降板。高橋克弥投手(3年)が後続を抑えた、試合後は「最後の詰めがまだまだ足りない」と反省を繰り返した。

 決勝は11日の高知県予選の順位決定戦でタイブレークの末に敗れた明徳義塾との再戦。「1つのプレーにこだわっていきたい」と、勝利を誓った。

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