ソフトバンク小久保ヘッド「大チャンス球場」プロ1号の北九州市民球場懐かしむ

 「ソフトバンク-楽天」(20日、北九州市民球場)

 ソフトバンクは2年ぶりの地方主催試合。北九州市民球場は両翼92メートルと本拠地よりも8メートル短く、小久保ヘッドコーチは「乱打戦が多い球場。(先発の)笠谷が最少失点で抑えてくれるのがいいけど、打ち合いも覚悟ですよね」と気を引き締めた。

 現役時代は通算413本塁打を放ったスラッガー。「プロ初ホームランを打った、思い出の球場ですよ」と目を細めた。94年7月5日のロッテ戦で記録した。

 さらに現役時代を振り返り「個人的には大チャンス球場やと思って、ワクワクしていた。外野フェンスが今よりも低かったし。ペイペイドームならばレフト線へのツーベースかなという打球がホームランになった記憶もある」と懐かしみつつ、「長距離打者は稼げるチャンスと思って当然この球場に来る。大振りになるなと言われるけど、なりますよ(笑)。欲が出ますからね」と元4番打者としての本音を漏らしていた。

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