日本ハム・栗山監督 早川対策も不発「どういう感じか探りたかった」

 「日本ハム1-4楽天」(17日、東京ドーム)

 日本ハムは逆転負けで、3カードぶりの負け越しとなった。

 打線が楽天先発のドラフト1位ルーキー・早川を打ち崩せず、得点は初回の近藤のソロのみに終わった。開幕3戦目に続き、早川に対してこれで2戦2敗となった。

 栗山監督は「いいピッチャーであるのは間違いない。どういう感じなのかというのを探りたかった」と打線を前日から6人入れ替え、若手中心に右打者8人をスタメンに並べた。その起用に応え郡、高浜、万波が左腕から安打を放ったが、攻略には至らなかった。

 一方で、この3連戦では今後のシーズンに向け、明るい材料もあった。若手野手の活躍に加え、昨季チームトップタイの8勝を挙げたバーヘイゲンと新外国人左腕アーリンが1軍で登板。指揮官は「ある程度の方向性、色んな確認をしたつもり。ここからチームが1つ1つ勝ちきっていくように。勝ちきっていく時期にきているので、しっかりやっていきます」と20日からのロッテ戦(ZOZO)を見据えた。

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