「イースタン、巨人７－１０楽天」（１６日、ジャイアンツ球場）

　巨人の新外国人、ジャスティン・スモーク内野手（３４）とエリック・テームズ外野手（３４）が１５日、イースタン・楽天戦（ジャイアンツ球場）で来日初出場した。メジャー通算１９６発のスモークが３打数２安打２打点。同９６発のテームズも２打数１安打と上々のスタートを切った。

　テームズは「３番・左翼」、スモークは「４番・一塁」でともにスタメン。見せ場は初回から訪れた。無死一、二塁からテームズが四球を選び満塁とすると、続くスモークが「久しぶりの実戦でボールは思ったより見えた」と右前へ先制の２点適時打を放った。

　二回１死からはテームズが右前打で初安打を記録すると、スモークも左前打で続いた。

　両選手は四回の第３打席を終えて交代。今後へは「できるだけ打席に立って守備にも就けば、１週間前後で感覚も戻る」とテームズ。報告を受けた原監督は「良いスタートを切ったと思いますね。慣れる、整えるという部分でやや時間は必要でしょう」と昇格までの見通しを語った。