DeNA 開幕8戦未勝利に三浦監督は声を絞り出す「早く勝ち試合を」
「DeNA3-7広島」(3日、横浜スタジアム)
DeNAが泥沼から抜け出せない。開幕8戦で6連敗(2引き分けを挟む)。DeNA・三浦大輔監督(47)は「結果として受け止めて。終わったことは変えられない、明日変えられるように」と口にするのが精いっぱいだった。
2リーグ制後、新人監督としてワーストとなる開幕から6連敗。チームとしてもワーストタイ、2009年以来、12年ぶりの開幕からの6連敗となった。
先発の京山がピリッとしなかった。指揮官は「点を取ってもらった次の回。本塁打3本。2アウトからですから。本当に大きな失点だったと思います」と流れがつかめなかった要因を厳しい口調で話した。先制直後の三回。安部、菊池涼にソロを浴び、勝ち越しを許すと、五回には2死から満塁のピンチを招き坂倉にグランドスラムを浴び、決勝点となった。
打線も6安打3得点と思うようにつながらなかった。長いトンネルを抜け出さなければいけない。ファンは負けが込んでもスタンドから大きな拍手を送っていた。「早く勝ち試合を見せれるように」。指揮官は声を振り絞った。