西武・呉念庭6年目の初本塁打 代役果たした「本当にうれしい」
「日本ハム1-1西武」(31日、札幌ドーム)
ドロー決着で決勝弾とはならなかったが、価値ある一振りとなった。西武・呉念庭内野手がプロ6年目でうれしい初アーチ。主力の離脱で急きょこの日に出場選手登録された中、スタメン起用に応えた。「手応えは完璧だった。本当にうれしい」と喜びを爆発させた。
0-0で迎えた五回だ。先頭からドラフト1位・伊藤の直球を右翼席に運んだ。台湾出身で岡山の共生から、第一工大を経て2016年にドラフト7位で入団。「ここまで苦しい日々もあった。そんな中でも家族や友達に支えられたからこそ、ここまで来たと思っている」と感謝した。
栗山と山川がダブル登録抹消。苦しい台所事情が強いられるだけに、チームにとっても大きな一発だ。