巨人・亀井 開幕代打サヨナラ弾!プロ野球史上初の快挙「今までの経験が生きている」
「巨人8-7DeNA」(26日、東京ドーム)
プロ17年の重みが詰まった一発だ。巨人は同点の九回に代打で登場した亀井が右翼へサヨナラ本塁打を放った。開幕戦での代打サヨナラ本塁打は、プロ野球史上初の快挙だ。
「うまく拾えた」と三嶋のスライダーを鮮やかに振り抜いた。2点リードを追いつかれて迎えた最後の攻撃。「苦しいことも経験してきた。こういうところで力を出せたというのは、今までの経験が生きている」と胸を張った。
自身通算7本目のサヨナラ弾。王貞治の8本に次いで、長嶋茂雄、阿部慎之助に並ぶ球団2位タイという偉大な記録だ。代打サヨナラアーチは09年以来、自身通算2本目。12年ぶりに味わう歓喜に「みんなで勝ちたいというアドレナリンも出ますし、そういうのが後押ししてくれた」とうなずいた。
原監督は「チームに明日への活力を与えてくれたというのは、意味ある、意義ある素晴らしいホームラン」と絶賛。亀井が勝負強さを発揮し、リーグ3連覇、そして日本一へチームを導く。