阪神開幕戦は午後5時30分開始 NPB、九回打ちきり&一部の試合開始時間繰り上げ決定
プロ野球の臨時12球団代表者会議が22日、オンライン形式で開かれ新型コロナウイルス感染拡大による営業時間短縮要請に対応し、今季は延長戦を行わず九回で打ちきりとし、一部の試合開始時間を早めることを決定。26日のヤクルト-阪神(神宮)の開幕戦も、30分前倒しで午後5時30分開始に変更された。
政府が発出した緊急事態宣言は21日をもって解除されたが、首都圏の1都3県では飲食店が午後9時までという時短要請が残る。それを踏まえて、試合が午後9時までに終了するための方策だ。
4月半ばまで巨人、DeNA、西武、ロッテ、さらに日本ハムの東京ドームでの主催ナイターは試合開始時間が午後5時45分、ヤクルトの主催ナイターは午後5時30分となることが決まった。
以降の試合開始時間についてはコロナの感染状況や時短要請などの変化に合わせ、各球団が本拠を置く自治体と協議をした上で対応していくことになる。
また、公式戦の九回打ちきりは基本的にレギュラーシーズンを通して適用される予定だが、CS、日本シリーズへの適用についてNPB・井原敦事務局長は「この先の検討になる」と説明した。コロナ禍で2年目のシーズンを迎えたプロ野球。さまざまな方策で安全を担保した試合開催を目指していく。




