DeNA・大貫、開幕投手へ成長示す 三浦監督高評価「去年よりいい」
「オープン戦、DeNA0-5オリックス」(7日、横浜スタジアム)
開幕投手候補の1人のDeNA・大貫が、成長を示した。2番手で登板して4回3安打7奪三振2失点。「ボールの感触もよく変化球もいいとこに決まっていた」と手応えを口にした。
前回登板の反省を生かした。2月25日の楽天戦では内角に投げ込めなかった。そこから、ブルペンでは打席に立ってもらって練習し、この日は「両サイドに投げ込めた」と収穫を強調。ただ、五回に2死から3連打で2失点したところを「ランナーが出て、クイックでうまく投げきれなかった」と反省した。
三浦監督は「全体的に投球内容がよく、去年よりもよくなっている」と高評価。その上で、開幕投手争いにも触れて「(候補を)絞りつつある。そこに入ってくるだけのピッチングをしてくれた」と話した。
現状、6日のオリックス戦で4回1失点だった浜口がリードしていると見られるが、昨年10勝の右腕も結果を残している。開幕に向け「状態を上げていきたい」と静かに闘志を燃やした。