日本学生野球協会は５日、東京都内で学生野球資格回復審査委員会を開き、巨人などで歴代５位となる通算５２５本塁打の清原和博氏（５３）ら、１３９人の資格回復を認定した。この資格はプロ野球経験者（ＮＰＢ、独立リーグほか）が大学生、高校生を指導するのに必要なものとなる。

　清原氏は１６年に覚醒剤取締法違反で有罪判決を受け、懲役刑の執行猶予期間（４年）が昨年６月に満了。学生野球指導者のガイドラインに「適任者に該当しない者」として執行猶予期間経過後５年を経過していないとの規定があり、実際に指導者となれるのは２５年６月以降のこととなる。

　清原氏はこの日、自身のツイッターに「今日も素晴らしい天気！！息子達とキャッチボールした！！涙が出てきた　忘れられない一日になった！！」といった文章とグラブを３つ並べた写真を投稿。節目の一日となった。